チンギス・カンの前半生 その2「父の死」で、イェスゲイの亡くなった原因となったチェクチェル山と
その麓のシラ・ケールを、ケルレン河中流域にあるイフ・ツァガン・オンドル山とその麓のフルンブイル町と推定しました。
チクルク山はこの山とよく一緒に史料に出てきますが、チェクチェル山が分かってもなお、その位置は判然としません。
クイテンの戦いの前、ウルクイ・シルケルジト河地方にいたテムジンとオン・カンが、ナイマン軍の接近をそこから届いた連絡で知ります。
チェクチェル山を基に山の位置を推定しました。
テムジンの嫁ホエルンの父親で、良き後援者だったデイ・セチェンがいたという、
チェクチェル山とチクルク山の山の間の位置も推定できました。
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